誰もがバタバタと忙しい朝。
朝ごはんにお弁当、身支度、ゴミ捨てなどなど、主婦にとってはまるで戦場です。
働くママならなおさらでしょう。
そんな時、子どもが自発的に身支度をしてくれたら助かりますよね。
できるようになるまでにはママにも忍耐が必要ですが、ちょっとした準備や声がけが子どもの行動をスムーズに導いてくれます。
子どもが自分で身支度ができるようになるためのちょっとしたコツ
前日に明日着る服を用意しておく
寝る前に「明日はこれを着ようね」と、身に付けるもの一式を用意しておきます。
子どもに選ばせることで、朝一番の楽しみができ、自主的に動いてくれるように。
着替えはパジャマや帰宅後の着替えで練習しておきましょう。
少し早く起きる
まだ慣れないうちは10分でも15分でもいいので、いつもより早く起こしてあげましょう。
これは子どものためではなく、ママがイライラしないための対策です。
さりげなく褒める・感謝する
子どもは褒められる・認められることでどんどん成長していきます。
もし上手に着られなくても「がんばったね」と声をかけてあげましょう。
毎日小さな達成感を積み上げることで、出来て当たり前なんだという意識に変わっていき、自然とルーチンワークになっていくでしょう。
ただ毎回全力で褒めてしまうと、「褒められないとできない・やりたくない」という意識が芽生えてしまうそう。
あくまでもさり気なく、出来たことに対して笑顔で認めてあげてくださいね。
「自分でやってくれるとママすごく助かるわ。ありがとね」
子どもだって感謝されれば嬉しいものです。
大好きなママのためにもっとがんばろう!とはりきってくれる子が多いです。
楽しい雰囲気を作る
「お着替えがすんだら一緒にヨーグルト食べようね!」
「先生に自分でできたって報告しようね!」
ささいな事でも、出来た後のお楽しみを用意してあげればモチベーションが上がります。
ポイントは「できることを前提で話す」ということ。
「こんなことは、あなたなら簡単にできちゃうよね」という雰囲気を醸しだしておきましょう。
「これは自分ならできることなんだ」と思い込むことで、むずかしい、めんどくさいというマイナスの思い込みを払拭してくれます。
もちろん初めからはムリなので、はじめの何日かは手伝ってあげてからにしてくださいね。
もしうまく出来なくても「あら、今日はちょっと難しかったかな?」と軽くフォローしてサラッと流してあげましょう。
ごほうびシールの活用
「着替え」「歯磨き・洗顔」「トイレ」など項目をいくつか作り、できたらシールを貼る。
常套手段ですがやっぱり効果的です。
場所ごとにシールコーナーを作ってもいいですが、リビングにまとめておくと何がまだなのかひと目でわかって、声がけしやすいでしょう。
叱らない・人と比べない
一番いけないのは「どうしてちゃんと出来ないの?」「早くしなさい」と責めてしまうこと。
子どもながらに自分に自信をなくしたり、反発心をおぼえてやる気を失ってしまい逆効果に。
きつく指導してできるようになる子もいますが、朝から叱られたり急かされてばかりでは心が疲弊してしまいます。
多少時間がかかっても、自主的にできるようになるまで待ってあげる努力が必要です。
「○○ちゃんはできるのに」
何でもそうですが、人と比べることは避けましょう。
特に子どもの成長は個人差がありますので、比べること自体ナンセンス。
ただ、子どもによっては「あいつができるなら自分だって!」とライバル心からがんばっちゃう子もいますので(特に男の子)、そこはうまく見極めて。
子供専用のチェストを用意する
自分だけのタンス(チェスト)を取り入れることで、やる気をアップさせる方法もあります。
「○○ちゃんだけのタンス」は、まるで子どもにとったら宝箱ようなもの。
特に女の子には効果があります。
タンスを選ぶポイントは、開け閉めのしやすさ。
引き出しが軽くて、ストッパーにより外れにくい設計のものにしましょう(外れて落下したら危険です)
おすすめの子供向けチェスト(タンス)
お片付けチェスト【one up Kids Furniture(ワン アップ キッズ ファニチャー)】10,800円~(税別)
詳しくはこちらお片付けチェスト
どこに何が入っているのか一目瞭然の便利で楽しいチェスト。
引き出し全面に差し込む折り紙は、好きなようにアレンジ可能です。写真を入れても楽しいかも♪
子どもの目線にちょうどよく、使いやすく工夫されています。
マークの形の違いで、男の子用と女の子用が選べます。
子どもの自主性を引き出す「知育家具」を手掛けるone up Kids Furnitureのヒット商品です。国内工場生産。
身支度だけでなく、お片づけやたたみ上げのお手伝いもできるようになりそうですね。
ハンガーラック【Curio(キュリオ)】 18,900 円(税込)
詳しくはこちらCurio(キュリオ) ハンガーラック
引き出しとハンガーラックが一体になっているので、羽織ものがかけれて便利。
落書きやシールも簡単に落とせる素材で出来ています。
国内生産。F☆☆☆☆の安心品質です。
まとめ
わが家は2歳差の男の子が二人ですが、子ども専用のタンスを用意したことで、ずいぶんやる気を出してくれました。
上のチェストのようにかわいくないですが。
引き出しにイラストを書いた紙を貼って、何がどこにあるか分かるようにし、小さな「宝物入れ」のスペースも作ってあげたら大喜び。
ただ毎回へんてこなコーディネートをしてくるのが残念でしたが、まぁそこは自主性を尊重して好きにさせていました。(真冬にタンクトップはさすがに止めましたが)
兄はこんな感じでスムーズに身支度ができるようになりましたが、弟のほうはどうものんびり屋で。
本人はちゃんとやっているつもりみたいですが、どうも時間がかかる。やっぱり個人差がありますね。いつも、急かしたいのをグッとこらえて見守っていたのを覚えています。
ですが今ではちゃんと、自分のことはしっかり自分でやってくれています。朝も起こさなくていいぐらい。
ママがのんびり屋だと、かえって子どもがしっかりするような気がします。^^;
いつかは何でも一人でできるようになります。
辛抱強く見守ってあげてくださいね。